2012年3月30日金曜日

facebookページ運用で気にしたい『エッジランク』って??




こんにちは、伊藤です。

前回の 『再確認、facebookキャンペーンでやってはいけないこと』 に引き続き、
今回もfacebookページの管理/運用について備忘録していきたいと思います。

今回はfacebookページ活用の要諦であり、中の人がページを管理/運用する際に
絶対に理解しておきたい“facebookのしくみ”にまつわる話をさせて頂きます。



エッジランクとは?

facebookにおいて、ニュースフィードの表示方法は「ハイライト」と「最新情報」の2種類があります。多くのユーザーにとってデフォルト設定になっているのが「ハイライト」であり、そこでは個人ごとに最適化された情報が表示されているわけですが、その「ハイライト」に表示される情報を整理するfacebookの仕組み(アルゴリズム)をエッジランクと言います。

このエッジランクのスコアが低いと、ページ運用者がどんなにせっせと投稿をしたとしても、ファンのニュースフィードにそれが届くことはありません。簡単に言ってしまえば、エッジランクが高いページの投稿は、ユーザーのニュースフィードに残り易いということです。




3つの要素から構成

エッジランクを構成する要素は3つ、優先順位の高い順に「経過時間」「重み」「新密度」です。


1.経過時間(Elapsed time)

 http://www.yunphoto.net/jp/photobase/yp1658.html

経過時間とは「投稿がポストされてからの経過時間」と、「投稿にリアクションが付いてからの経過時間」の2つを指し、より最近のモノのほうがスコアが高くなります。単純に最近投稿されたもの、最近コメントがついたものがニュースフィードに残り易いという話であり、このエッジランクを引き上げるために中の人ができることは特にありません。唯一の対策として、自分のfacebookページがどういう時間帯であればファンと最もエンゲージできるのか、投稿時間をしっかりと見極めたページ運用を心掛けたい所です。



2.親密度(Degree of intimacy)


   http://www.s-hoshino.com/f_photo/seibutsu/se_065.html

親密度は、普段どれだけページとファンがコミュニケーションを図れているのかを示す指標です。
どんなコミュニケーションがエッジランクの対象になるのか、これはfacebookサイドも伏せていますが、少なくとも「いいね!、コメント、タグ付け、メッセージ、プロフィール閲覧」等はスコアの加算対象となるようです。プロフィールページの閲覧が対象なのは、伊藤的にもちょっと意外でした。

このスコアを上げるためには、投稿に対して反応をくれた人に即レスを返し、
コミュニケーション量を増やしていくことがポイントになります。
ユーザーからのコメントには必ず「いいね!」や「コメント」を返すようにしましょう。

すると、当事者であるファンには「お知らせ」通知が飛び、再来訪/再コメント等、次のスコア向上のアクションに繋がります。反応を返すタイミングは、経過時間のエッジランク的にも早ければ早いほど良いので、中の人は常に即レスを心掛けたいところです。




3.重み(Weight)


http://www.flickr.com/photos/torrelodones/2857462858/sizes/m/in/photostream/

重みは、そのページの1つ1つの投稿に対して「いいね!」「コメント」等のリアクションがされた回数を指します。リアクションの種類によっても加算されるスコアは変わり、「いいね!」よりも「コメント」のほうがスコアが高い(投稿を重くする)と言われています。

また、ファンからのリアクションだけではなく、1つ1つの投稿自体にも重みがあり、「近況」よりも「写真」や「動画」などのほうが、投稿としての重みがより高いと言われています。

このスコアを上げるためには、ウォールへの投稿方法/投稿内容を工夫して、より反応を貰いやすい易くする必要があります。投稿方法や投稿内容の工夫の仕方については、次回書く予定のブログ「facebook運用で気をつけたい7つのポイント」で御紹介できればと思います。(→続く)

以上、中の人は理解しておきたい
「facebookページ運用で気にしたい『エッジランク』って??」でした。
僕もまだまだ勉強中ですが、基本の基の字としてこのしくみをしっかり理解しておきたいです。

ご意見、ご感想、ご指摘など頂ければ幸いです。





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