2012年6月24日日曜日

このソーシャルな時代、音楽は。

今月初めごろだったでしょうか。
僕のTwitterのタイムラインに、こんなNAVERのまとめ記事が流れてきました。




結構バズっていたので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

このまとめが非常に分かり易い形で、
2012年現在の「CD(音源)の価値」を示してくれています。



僕は現在、広告会社で音楽案件を担当するセクションに身を置いています。


僕のお客様であるレコード会社がCD不況に喘ぐようになってから、
もう随分な年月が経ちました。不況具合は数字で見ると、こんな感じです。



引用元: http://www.officiallyjd.com/archives/58830/

パッケージのセールスは、この10年間で約半分以下まで落ち込みました。


また、パッケージにとって変わられると期待された配信も、


・JASRAC 音楽を安価で出したくない  (参考:日本経済新聞)
・ガラケー→スマホ乗り換えに伴う着うた不振 (参考:livedoorニュース)
・年間違法DL数(推定)は正規DLの約10倍、43.6億ファイル (参考:ファイル・ウェブ編集部)


色々要因は考えられますが、伸び悩んでいます。



昨今のCDセールスを支えてくれているAKB勢ですが、
ご存知の通り、その売り上げを支えているのはパッケージに内封された握手券や投票券です。

AKBに限らず、こうした手法でファン一人の投資金額を引き上げ売上を確保する手法も、
すっかり定着したと言っていいでしょう。


そうしたCD購入者限定の握手会やハイタッチ会、サイン会等の、ビジネスモデルがあとどれだけ続くのかは分かりませんが、AKB48に関してはそれだけに留まらないファンとの関係値構築の巧さ”を感じるので、このムーブメントはまだもうしばらく続く予感がします。(そこら辺の話題に関しては、もう少し先のブログで言及したいと思っています。)


ともあれ、あらゆるものがインターネット上でソーシャライズされ、
コンテンツをフリーに楽しめてしまう2012年の現代において、
120mmの円盤=音源単体の価値って、まさにこれなんだと思います。





少し極端な画像を引っ張ってきてはいますが、
熱狂的なファンを抱えるAKBというアーティストにおいても、
その音源に価値は発生していません。


一昔前までは、音源の露出方法はマス媒体がベース(映画、ドラマ、CMのタイアップ、ラジオ)の一方向的なものばかりで、興味を持ったその曲に僕達が能動的に接触するには、CDを買う(借りる)他ありませんでした。


photo credit: thms.nl via photo pin cc

 それがネットメディアの発達、コンテンツのデジタル化によって、公式非公式問わず音楽はYouTube、ニコニコ動画、viemo等の動画共有サイトで、Spotifyのような音楽ストリーミングサービスで共有されるものとなり、音楽は好きな時に、好きなものを、好きなだけ聴く(視る)ことができるようになりました。対価を払わず、違法にダウンロードし携帯することもできます。


そうした環境下で音楽と付き合ってきた若きデジタル世代は、
そもそも“音源にお金を払う”という感覚自体が無いに等しいのです。
(僕もよっぽどのことが無い限り、CDを買うことはありません。)


ライトなユーザーはお金を払わずに音源だけを楽しみ、コアなファンだけが、その音源の先にあるアーティストや音楽体験に投資をする、その結果としてCDが売れる時代です。そのためCDの売り上げは、ファンとアーティストとのキズナの強さ示すエンゲージメントの指標に言い換えられ、その点でAKB48のファンとのエンゲージメント構築は非常に秀逸だと言えるのです。


楽曲のメロディ、詩、世界観、アーティストの人格や音楽性に共感し、その音楽活動の構造の中にしっかりと自身が組み込まれ、参加を自覚しながら様々な双方向コミュニケーションを経て共感が確信に変わり、初めて生活者(ファン)はCDに手を伸ばすようになるのです。


それでもCDが、昔のようには売れることもうないでしょう。
どんなにファンとアーティストがエンゲージメント出来ていたとしても、です。

結論を言ってしまえば、ソーシャル時代を迎えたことで音楽産業はパッケージで儲けるという旧来ビジネスにいよいよ終止符を打ち、取り巻きのビジネスも、より多様な形態に分散していくと思われます。(というより、そうならなければいけません。)

その中でも音楽関係者の方々が注目し、
マネタイズのしくみとして重要視しているのがライブマーケティングです。


photo credit: Gueоrgui via photo pin cc

CDがさばけないのにライブ?と思われるかもしれませんが、こんな面白いデータがあります。



(参考:伊藤 雅啓 氏ブログ)

これを見る限り、決して世の中的に音楽離れというわけではないようです。
あるいは生活者は、個として音楽を消費するより、オンラインでもオフラインでも複数人で共有しながら音楽を楽しむという、誰かとの関わり合いを前提としたとても社会的な楽しみ方を求めているのかもしれません。



そんな中で、伊藤個人としてはオフラインのライブと、オンラインのソーシャルメディアを融合させ得る、NFC(近距離無線通信)をベースとしたオンライン・ツー・オフライン(O2O)の取り組みに、今後の音楽を元気にしてくれる可能性があるのではないかと、非常に期待しています。


その辺りの先行事例等も、今後のブログの中で備忘録(紹介)していければと思っています。
お付き合い下さり、ありがとうございました。



2012年4月15日日曜日

「おしい!広島県」がウケる理由















こんにちは、伊藤です。
皆さん、この春をいかがお過ごしでしょうか。
気候もだいぶ温かくなりましたし、
お花見を楽しまれた方も多いのでしょうか^^

伊藤は4月から晴れて新社会人となり、
東京の某総合広告会社で働かせて頂いています。

自分のはるか先を歩く先輩社員方から日々勉強をさせて頂きながら、
伸び伸びと育てて頂いております。(これからが頑張りどころ!)

さて、話しはガラリと変わってしまうのですが、
皆さんこちらに見覚えはありますか??





御存じの方も多いかと思いますが、
先月末より広島県が展開している観光プロモーション「おしい!広島県」です。


















キャンペーンでは、広島観光大使に有吉弘行さんを据えて、
「広島県おしい!委員会」を設立。

「おしいは、おいしいの一歩手前」をスローガンに、
広島の知られざる「おしい!」部分を全国に向けて発信することで、
観光客の動員を増やし、「おしい!広島県」を、
「おいしい!広島」に変えていこうとしています。
(写真の有吉さん悪い顔してますねー笑。)


複数の媒体で取り上げられ、話題となっている同キャンペーンですが、
このキャンペーンのミソというか、上手いところは、
“自県の「B級ネタ」を果敢に発信している点”にあります。


僕は自身の第1回目のブログで、


「現代のように生活者の満足状態が平均して高く、
社会が消費に対して停滞状態にあるとき、
生活者は過去から面白かったり、
都合が良かったりする『ナニカ』を引き出し、
それを『現代を生きる活力』としながら生きていく」


というお話をさせて頂きました。


世の中にあるもので、ある程度満足できてしまっている現代人は、
素直に何かを楽しんだり、消費しにくい状態にあり、
「あえて古いものに価値を見出したりすることがある」という話しです。


詳しくは
「クレヨンしんちゃん『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』を広告的視点で読み解く」
を再読して頂ければと思いますが、


ともあれ、『オールウェイズ3丁目の夕日』等の70年代ブームの背景には、
こうしたマインドチェンジがあったのでは、というのが伊藤なりの考えです。
そして、今回の「おしい!広島県」もそれに通じる話です。


どういうことかというと、
2000年代初期が満足できなさ”を埋めるために
「古いもの」「懐かしいもの」に目が向かっていたのに対し、

2000年代後半からは「あえてショボイもの」に目が向けられるように、
生活者のニーズがシフトしていったということです。



 http://www.city.fujinomiya.shizuoka.jp/food/images/b-1title.jpg



B1グランプリが話題になったり、
ご当地キャラ等が人気を博すようになったことがこの変化を物語っています。

また、こうしたニーズの変化に対応するようにソーシャルメディアが普及し、
全国各地の「ショボイもの」に、よりスポットが当たり易くなりました。


自分がいかに「良いもの」を持ってるか、
知っているかが生活者のモチベーションではなく、

いかにニッチなものを知っているか。
その絶妙なショボさに笑えるか。
やるせなさに魅かれているか。


これがモチベーションの源泉になっているのが現代の潮流だと思います。



ベタに物事の凄さに感動したり、語ることが楽しくなくなってしまったからこそ、

「しょぼさ、やるせなさ、それでもがんばってる感」を感じるコンテンツに、
生活者の魅かれどころはある-。


そんなことを、分かり易く教えてくれる事例が、
「おしい!広島県」キャンペーンではないでしょうか。





2012年4月3日火曜日

facebookページ運用で気をつけたい7つのポイント



こんにちは、伊藤です。

前回のブログではfacebookページ運用における基礎知識として
facebookを支えるしくみである「エッジランク」について言及しました。

前回に引き続き、今回もページの管理/運用にまつわる話をさせて頂くのですが、今回はこれまでと異なり“より実際の運用で気をつけたいポイント”を具体的に備忘録していければと思います。一般論とは別に、伊藤自身の経験に基づいた主観的な話しもやや含まれますが、ご参考程度にお聞きください。


1.エンゲージ率を気にしよう













「エンゲージ率(facebook)」とは、そのページが抱えるファン数に対して、投稿記事の「いいね!」やコメントなどのアクションが付けられている割合を指します。これがページとユーザーがどれぐらい深い関係なのかを、一応の形で示す指数となります。



「エンゲージ率」の出し方は、仮に100人のファンがページにいたとして、1投稿3人がいいね!を押し、2人がコメントを書いた場合は、そのエンゲージ率は5%となります。リアクション/ファン数=エンゲージ率。即ち(3+2)÷100=5%といった具合です。


さらに別の投稿に対して、4件の「いいね!」と、3件のコメントが書きこまれた場合は、(3+2+3+4)÷2(投稿数)÷100=6%となります。(少々分かり難いですね…笑)過去7日間でそのページ上で何かしらのアクションを起こしてくれたユーザーの数は、ページタイトルの下に合計イイネ数とともに「話題にしている人」として表示されていますので、こっちから確認する方が分かり易いかもしれません。


これが高ければ高いほど、よりファンにとって有益な喜ばれるコンテンツを提供できているということですので、この数値のアップダウンにはよくよく目を光らせておきたい所です。



2.画像の扱いに目いっぱい気を使おう
















カバーや投稿の写真、リンク先のサムネイルなど、画像の扱いには十二分に配慮しましょう。facebookにおいて写真/画像の優先順位は恐ろしいほどに高いと言えます。というのも、リンクやテキストでの投稿に比べて、写真つきの投稿の方がユーザーのリアクションが圧倒的に良いからです。


伊藤が学生時代に運用を担当したアンサーという団体のfacebookページでは、リンクやテキストだけの投稿に比べて、写真付きの投稿の方がリーチ(ニュースフィードへの広がり)で1.14倍、クリック率で6.0倍もの違いがありました。米で画像系のソーシャルネットワークの「Pinterest」が人気を博しているように、これからは「ビジュアルウェブ」の時代がやって来ると言われています。積極的に良い写真を採用しましょう。


※ただし、すべての投稿を写真にすることで、タイムラインがごちゃごちゃになってしまうケースも想定できます。ファンのアテンションをひきたい重要な投稿と、そうでない投稿とを運用側がしっかりと見極めて、その上で写真が必要か不必要か考えられるのがベストだと思います。 


3.是非、オリジナルなコンテンツを


















ここで言うオリジナルなコンテンツとは、facbookページでリンク(動線)を引いた自社サイト等でのコンテンツではなく、facebookページで完結する「独自コンテンツ」のことを指します。


たまに見かけるのが、ソーシャルメディアを動線メディアや告知メディアとしてしか活用できていないケースです。毎回なにかへの誘致やリンクだけではそのページは愛してはもらえません。


イケてる写真をUPするも良し、ユニークなキャンペーンを実施するも良し、他の媒体にはないfacebook独自のコンテンツを持たせることが、何度も訪れたくなるページを築き、本当に見てほしいコンテンツを掲載したときの動員効果を最大化させてくれます。


4.毎日見たくなるポイントがあるか
















最初に「いいね!」をしてもらうだけでなく、その後も継続的にファンが訪れるページを作るためには、有益な情報(「気付き」や「新しい価値」)を提供する他に、ユニークさが必要です。


Googleの検索バーのように、ただ訪れるだけで楽しい気持ちになってしまう「遊び」をページに盛り込んであげましょう。上述の伊藤が運用したfacebookページでは、バレンタインにチョコレートをモチーフにしたバナーをつくり、ファンの方々にメッセージと共に届ける等の施策を行ったり、積極的に「必ずしもやらなくていいこと」をやっていました。


メインのコンテンツとは別に、特に無意味はないが、ビジュアルにめちゃくちゃ力入れてみた~のような投稿も時には重要です。ユーザーの視線を途切れさせないように、遊び心ある運用を心掛けたいですね。



5.投稿は最低3時間置こう
 














いきなりテクニカルな話ですが、facebookページへの投稿は最低でも3時間置いてから次の投稿を行うのが吉です。というのも、facebookページは投稿後、平均3時間の間に大部分の「いいね!」やコメントが寄せられるからです。


つまり、最初の記事が興味を引いている間に、次の記事を投稿して訪問者の興味を逸らさないようにすべきということです。前記事に盛んにエンゲージメントがあるようだったら、次の投稿までタイミングをしっかりはかりましょう。




6.投稿テキストの文字数は40文字以内にしよう




















これもまたテクニカルな話ですが、投稿テキストは英文字80字以下、日本語で大体40文字前後にすることで27パーセントもシェアの確立が上がると言われています。


伊藤の感覚値的からすると、そこまで大きな変化が見込めるとは思いませんが、不必要にだらだらと長い文章はシェア以前に目にも留めてもらえません。伝えたいことをコンパクトにまとめるのは間違いなく正攻法だと思います。




7.日曜日の夜のエンゲージメントがお勧め














運用しているfacebookページの業界/業種にもよりますが、とある米調査機関のリサーチによれば、facebookページでのエンゲージ率が高いのは、木・金曜日の早朝・終業後・深夜とのことです。そんな事実がある一方で、伊藤個人としては自身の経験に基づき、日曜日の夜(22時~24時くらい)のエンゲージメントをお勧めしたいと思います。理由は簡単で、翌日が月曜日(平日頭)で夜間は在宅率が高くPCブラウザからの利用者も多くいるため、非常にファンにリーチしやすいのです。個人的には木金以上の伸びを日曜夜に実感しています。

※もう一つ個人的なお話しをするなら、月曜朝はあまりお勧めしません。月曜の朝はニュース系の情報が多く、閲覧されるチャンスはあるにはあるのですが、他のニュース系の情報の中に投稿が埋もれてしまう上に、例え読まれたとしてもシェアやいいね、コメントはされにくい状況にあるといえます。















以上、「facebook運用で気をつけたい7つのポイント」でした。
いずれも基礎的な運用ノウハウですが、伊藤自身facebookページの運用には、
ずば抜けたマーケティングセンスや知識なんかはさほど重要でないと思っています。



短期的な集客や成果をあげようとするのではなく、「どうしらよりファンと繋がり合えるか、
理解しあえるか」を徹底的に考え抜く思考のタフネスと、持続的に運用していくスタミナさえあればファンとのエンゲージメントは必ず築けると思います。


3回に渡ってfacebookページについて書いてきましたが、今回のブログで管理/運用ネタは一区切りとさせて頂きます。また、自分で色々と運用など経験してみて、語れることが増えたら備忘録していきたいと思います。


記事に対する御意見、ご感想、ご指摘など頂ければ幸いです。
ありがとうございました。



2012年3月30日金曜日

facebookページ運用で気にしたい『エッジランク』って??




こんにちは、伊藤です。

前回の 『再確認、facebookキャンペーンでやってはいけないこと』 に引き続き、
今回もfacebookページの管理/運用について備忘録していきたいと思います。

今回はfacebookページ活用の要諦であり、中の人がページを管理/運用する際に
絶対に理解しておきたい“facebookのしくみ”にまつわる話をさせて頂きます。



エッジランクとは?

facebookにおいて、ニュースフィードの表示方法は「ハイライト」と「最新情報」の2種類があります。多くのユーザーにとってデフォルト設定になっているのが「ハイライト」であり、そこでは個人ごとに最適化された情報が表示されているわけですが、その「ハイライト」に表示される情報を整理するfacebookの仕組み(アルゴリズム)をエッジランクと言います。

このエッジランクのスコアが低いと、ページ運用者がどんなにせっせと投稿をしたとしても、ファンのニュースフィードにそれが届くことはありません。簡単に言ってしまえば、エッジランクが高いページの投稿は、ユーザーのニュースフィードに残り易いということです。




3つの要素から構成

エッジランクを構成する要素は3つ、優先順位の高い順に「経過時間」「重み」「新密度」です。


1.経過時間(Elapsed time)

 http://www.yunphoto.net/jp/photobase/yp1658.html

経過時間とは「投稿がポストされてからの経過時間」と、「投稿にリアクションが付いてからの経過時間」の2つを指し、より最近のモノのほうがスコアが高くなります。単純に最近投稿されたもの、最近コメントがついたものがニュースフィードに残り易いという話であり、このエッジランクを引き上げるために中の人ができることは特にありません。唯一の対策として、自分のfacebookページがどういう時間帯であればファンと最もエンゲージできるのか、投稿時間をしっかりと見極めたページ運用を心掛けたい所です。



2.親密度(Degree of intimacy)


   http://www.s-hoshino.com/f_photo/seibutsu/se_065.html

親密度は、普段どれだけページとファンがコミュニケーションを図れているのかを示す指標です。
どんなコミュニケーションがエッジランクの対象になるのか、これはfacebookサイドも伏せていますが、少なくとも「いいね!、コメント、タグ付け、メッセージ、プロフィール閲覧」等はスコアの加算対象となるようです。プロフィールページの閲覧が対象なのは、伊藤的にもちょっと意外でした。

このスコアを上げるためには、投稿に対して反応をくれた人に即レスを返し、
コミュニケーション量を増やしていくことがポイントになります。
ユーザーからのコメントには必ず「いいね!」や「コメント」を返すようにしましょう。

すると、当事者であるファンには「お知らせ」通知が飛び、再来訪/再コメント等、次のスコア向上のアクションに繋がります。反応を返すタイミングは、経過時間のエッジランク的にも早ければ早いほど良いので、中の人は常に即レスを心掛けたいところです。




3.重み(Weight)


http://www.flickr.com/photos/torrelodones/2857462858/sizes/m/in/photostream/

重みは、そのページの1つ1つの投稿に対して「いいね!」「コメント」等のリアクションがされた回数を指します。リアクションの種類によっても加算されるスコアは変わり、「いいね!」よりも「コメント」のほうがスコアが高い(投稿を重くする)と言われています。

また、ファンからのリアクションだけではなく、1つ1つの投稿自体にも重みがあり、「近況」よりも「写真」や「動画」などのほうが、投稿としての重みがより高いと言われています。

このスコアを上げるためには、ウォールへの投稿方法/投稿内容を工夫して、より反応を貰いやすい易くする必要があります。投稿方法や投稿内容の工夫の仕方については、次回書く予定のブログ「facebook運用で気をつけたい7つのポイント」で御紹介できればと思います。(→続く)

以上、中の人は理解しておきたい
「facebookページ運用で気にしたい『エッジランク』って??」でした。
僕もまだまだ勉強中ですが、基本の基の字としてこのしくみをしっかり理解しておきたいです。

ご意見、ご感想、ご指摘など頂ければ幸いです。





2012年3月20日火曜日

再確認、facebookキャンペーンでやってはいけないこと。




こんにちは、伊藤です。

3月末を以て強制的にタイムライン機能が導入されることで、
改めて話題となっているfacebookページ。

僕自身、facebookマーケティングはまだまだ勉強中の身ではありますが、
実際のページの管理/運用の経験は2件ほどあります。

1つは大学4年の夏から秋にかけて、学生時代のインターンでお世話になった、
某インタラクティブエージェンシーの大先輩から「運用スタッフやってみない?」
とお声掛け頂いて始めた某配給会社のドキュメンタリー映画のfacebookページ。
もう1つは大学4年の夏から卒業にかけて所属した、学生団体のfacebookページ。

暗中模索の管理/運用の中、上手くいかないことも多々ありましたが、
自分の施策でしっかりとファンの方とエンゲージでき、
それが数字でも証明できたときの喜びはひとしおです。

そうした体験や外部からかじった情報なんかも含め、
今回からは数回に渡ってfacebookページの運用に関するポイントを
備忘録として残していければと思います。


第1回の今回は「再確認、facebookキャンペーンでやってはいけないこと」
と題して、facebookページの運用にまつわる色々な「タブー」をご紹介(備忘録)できればと思います。いきなりNG話かよ!と思われるかもしれませんが、破れば“中の人”の血と汗と涙の結晶であるページが1発削除なんてことも大いにありえます。とても大切なことなので、あえてこの初回に書かせて頂きます。




http://www.flickr.com/photos/curiousdanielson/5048623143/    

前述のとおり、facebookページの運用には色々な「やってはいけないこと」があります。それは、facebook上の懸賞や賞品のかかったキャンペーン/コンテストは、いずれも同社の規定するプロモーションガイドラインに則って行われなければならないからです。



1.facebookとは関係ないことを明確に示す
ガイドラインには「プロモーションはFacebookが後援、支持、または運営するものではなく、Facebookにまったく関係していないことの認識が必要。」という項目があります。

これは、facebookを利用してコンテストやプロモーションを開催する際は、
それが企業或いはブランドが開催するものであり、
Facebookとは関係がないことを明確に記さなければならないということを意味します。



2.ウォール(タイムライン)上でキャンペーンはNG 
キャンペーンやプロモーションは、facebook.com上のアプリのキャンバスページ、
またはFacebookページのタブ上のアプリ内で運営される必要があります。

つまり、サードパーティが提供するFacebookアプリを使うか、
自分でアプリを作ってそのキャンバスページ上で行う必要があるということです。
(キャンペーンには専用アプリか独自アプリを使わなきゃダメと読み替えても構いません。)



3.いいね!でキャンペーン参加・応募・投票扱いはNG
facebookページへの「いいね!」や、スポットへのチェックイン機能によりキャンペーンに参加、
または応募できるように仕向けてはいけません。基本的にアプリを介さない操作(ページへのいいね!、ウォール投稿へのいいね!、ウォール投稿へのコメント等)を参加/応募の条件にできません。キャンペーンはあくまでアプリ上で、です。




4.facebook上で当選通知をしてはいけない
ガイドラインには「facebookのメッセージ、チャット、プロフィールまたはfacebookページへの投稿など、facebookを通じて当選者に通知することはできません。」とあり、キャンペーンの当選通知などをfacebookページ上で行うことも禁じられています。つまり、Facebook経由では発表できないということです。


どうなんでしょうか、これは。伊藤が知る限り、守っていない有名ブランドさんなんかも多い気がします。解決策としてはキャンペーンアプリ上で発表するか、アプリを介して取得したユーザーの登録メールアドレスに通知連絡をするなどが考えられるのではないでしょうか。いずれにしろ、facebookページでさらりと公開のようなことはできないようです。




5.その他のケース
※1.告知だけfacebookで行い、外部サイトでコンテスト(募集)などを行う場合
facebookでコンテストの内容を告知し、実際の投稿は外部サイトで受け付けるというもの。
これは投稿/募集をfacebookという場で行っていないのでアリのようです。
また、この場合はコンテストの結果をfacebookページで公開するのも問題なく、
その結果に対して「いいね!」がつくのも問題ないとされています。

僕も自身が所属した学生団体で投稿キャンペーンを行った際は、

外部サイトとfacebookページを組み合わせた同様の手段を取りました


※2.抽選は抽選でも、フィードバックが金銭またはそれに準じない場合
とある海外企業のfacebookページでは、ウォール(タイムライン)に投稿された写真の中から運営者が1枚選び、その写真を
期間限定で「今週のファン」としてプロフィールアイコンに飾るという施策がなされているそうです。これも抽選に違いありませんが、プレゼントは「金銭的な価値がある」ものではなく「栄誉」ですので、問題ないとのことです。あくまでガイドラインの対象となるのは「金銭価値のある賞品が用意されているもの」であって、上記のようなケースはブランドとファンの交流の1つのパターンと捉えられているのでしょうか。







今回のブログで再確認できた「やってはいけないこと」は、ほんの一部にすぎませんし、
多くの企業・ブランドのfacebookページでグレーゾーンに近いことが行われていると思います。


ですが、ルールを破ってある日突然うちのページが…なんてことになっても、笑えません。何より、せっかく築いたファンとの接触点を失ってしまうのは、あまりに重大な損失といえます。僕も数あるfacebookページの“中の人”の1人として、しっかりユーザーとエンゲージしていくためにも、無理のない誠実な運営を心掛けたいものです。


以上、「再確認、facebookキャンペーンでやってはいけないこと」でした。
励みや学びとなりますので、ご意見、ご感想、ご指摘など頂ければ幸いです^^


2012年2月26日日曜日

学生団体におけるメンバーのモチベーション管理の難しさ


この1,2年を振り返ってみると、ソーシャルメディアの普及とともに学生起業家と呼ばれる方々がとても増えたなぁと思う一方で、数多くの“学生団体”が日本中で組織されたように思います。かくいう伊藤も大学4年の最後はWEB記事を制作する某学生団体の創業メンバーとして、そこでの活動に力を尽くしました。


その経験も踏まえながら“学生団体”という組織を定義してみると、「インターンよりはゆるく、サークルよりは真面目な形で社会人の真似事をする集団」というのがしっくりくるところです。そんな学生団体が多く生まれる状況に色々と批判はあるのかもしれませんが、伊藤的には自ら発信媒体を持ち、社会に何か価値をもたらそうと学生が一所懸命になることは、決して悪いことではないと思います。



一方で、この独特の「ゆるさ」をたたえた学生団体において、メンバーのモチベーション管理はなかなか難しい課題だと思います。そもそも学生団体がやることはお金になりません。そうした前提の中、メンバーは世の中の誰かに価値を提供しようと、一生懸命に活動してくれるのです。

しかし、いくらメンバーがしゃにむに頑張って自らの時間を団体に捧げたとしても、そこで生まれた成果は組織としての成果に、ひいては団体代表者の人脈やブランディングに帰化するだけで、メンバー個人に具体的なフィードバックがあるわけではありません。




会社なら給料や昇級という「しくみ」によって成果は見える化しますが、学生団体において個人の成果は当事者に非常に還元されにくくその点、団体の成果やコネクションを一挙に集約できる学生団体の代表者というのは非常においしいポジションといえます。(そこでのブランディングやコネクションはそのまま社会人で活用できたりしますし)

ただ、ここで問題となるのは、団体や代表が成果を巻き取ってしまうという事実ではなく、この成果にあやかる団体代表者や“人”に関する責任者の人事がこの内実を語らず、メンバーに対してなんのケアも行っていない場合が多いということです。




メンバーとしては成果に対する評価が自らに向かないわけですから、少なからずストレスや不満は蓄積していきます。これを放置していてはモチベーションの低下につながり、ひいては良いパフォーマンスを発揮させる土壌を団体に築けません。


「自分自身の成長になったから」「誰かに貢献ができたから」という質的な還元は勿論あるのでしょうが(というか無い方がおかしい)、メンバーのそうした充足感や満足感にもたれかかるようにして、何のケアもせず団体が運営を続けていくのは、その個人に対してあまりに不誠実といえます。(こうしたメンバー間の人間関係にぶらさがってしまうような“ゆるさ”が学生団体の怖いところ)


どこかで聞いた話によれば、平均的な学生団体の寿命は3年だそうです。もしも学生団体に所属されている方がこのブログをご覧になったのであれば、より長期的にその団体が活動を続けていくためにも、自身の団体内ではどのようにメンバーのモチベーションを管理/向上できそうか、話してみても良いかもしれません。伊藤自身、まずはこの問題がしっかりと言葉で語られることが重要だと思いますし、その団体ごとに具体的なフォローやケアの方法が見つかればそれは素晴らしいことだと思います。

とりあえずメンバー間で語りはしたけど、結局何の改善も図られなかったという所で、新たな不満が生じるケースがゆうに想像できそうなので(笑)、なるべく具体的な施策として解決が図られるのが望ましいですね。

2012年2月13日月曜日

深夜作業、HPを回復させる「沁み曲」 20選



皆さんは“深夜”という時間をどうお過ごしでしょうか。大半の方は普通に眠っていると思いますが、中にはその寝る間を惜しんで、自らに課せられたミッションを果たすべく「作業」に追われている方もいるかと思います。学生なら受験勉強、レポートや論文作成、社会人なら企画書の作成、クリエイターなら映像/楽曲編集、デザイナーならデザイン課題…本当にお疲れ様です。かくいう伊藤も、深夜帯は結構集中力が増すので、明日がキツイと思いながらも、ついつい作業モードに突入してしまいます。

そんなとき、facebookのチャット欄を覗いてみると、何人かの知り合いが同じ時間帯にfacebookを開いているのが分かります。「あの人も何か頑張って夜更かしをしているのかも…」「そんな人達と深夜の頑張りを共有したいと」とか勝手に妄想し、よく伊藤は孤独な深夜作業を癒してくれるような「沁み曲」を深夜のfacebookにあげたりしています。

そしたら、友人から「他にどんな沁みる曲があるの?」とか、「作業のお供にしているよ」とか意外な好評を頂けるので、調子にのってまとめをつくろうと思いました。




                       1.tsunenori - Asunaro



2.Re:Plus - Nighttime



                                     3.DJ Okawari - Flower Dance - 2010



4.Nujabes - Luv(sic) Pt. 4 (ft. Shing02)



5.Nujabes - Still Talking To You



6.DJ Okawari - カノン



7.DJ Whitesmith - Rumina



8.DJ Okawari - Luv Letter



9.Nujabes - Horizon



10.Nujabes - Feather (ft. Cise Starr & Akin)



                    11.Delight -haruka nakamura-



12.Nujabes - Luv(sic) Pt. 3 (ft. Shing02)



13.re:plus - Regret



14.Nujabes - Windspeaks (ft. Uyama Hiroto)



15.Nujabes - Lady Brown



16.DJ GRIEVOUS - FALL DOWN 



17.Hidetake Takayama - Blink



 18.Ayur - I Miss You



19.re:plus -Everlasting Truth-



20.re:plus - Let The Story Tell(feat.Flow E)



お好きな“沁み曲”はありましたか?もしも深夜作業に煮詰まったときは、その手を休めて是非これらの曲を聞いて癒されてみて下さい。あなたのHPの回復にお役立ちできれば幸いです^^